松浦亜弥も驚愕のめっちゃホリディ
亜鉛の存在によって、私の生活は劇的に変化しようとしている。
昨日も日記を書いていたせいで就寝時間は天体観測をしに行く時間に等しかった。
それでも今日は、睡眠時間の少なさの割に気持ちよく7時30分に目を覚まし、Youtubeに手を伸ばすこともなく、起きて1分以内にバナナの皮をむいた。
今日は同期と魚をゲッチュしに行く日。
こう書くと、頻繁にゲッチュしに行ってるように聞こえるかもしれないが、これまでの人生で釣りに行った回数は1回。
そのときは相当な大所帯で行って海をにぎわせたが、釣れたのは全員で1匹で、私個人はボウズ。チーム全体で見ても五厘刈りレベルやった。
それ以外、魚をとる系に関することは、どうぶつの森、ポケモンで釣りをしたこと、そしてソーラン節を踊ったことくらいだ。
正式な釣りは今日が2回目。いや、昔家族で釣り堀にいったこともあった。まあそれはノーカン。
道具一式は、すべて同期に借りた。私は、「財布と携帯だけあればいい?」っていうなかなか汎用性の高い言葉を発した。
車を40分ほど走らせて、漁場に着いた。
ちゃんとした場所を言うと、芦屋浜というところ。
あの金持ちで有名な芦屋の海側、山側の芦谷民よりお金を持っていないと思われる人が住んでるとこらへんである。
ここに着くまでにファミマによって、20円引きのファミチキを買ったことは言うまでもない。
今日の狙いは小鯖。猫でいうところの子猫。
正直、釣りに関してはいいイメージがなかったので、どうせ今回も釣れないだろうと心の奥底では思っていた。
今回は初心者の私のために、同期はサビキ釣りをすすめてくれた。
釣りに関しては門外漢なので、サビキ釣り以外になにがあるのかほぼ把握していないが、今私は、初心者は黙ってサビキ釣り、と胸を張って言える。
防波堤には、他4人くらいの釣り人がいた。
そのうち一人は、釣った魚どうやって持って帰るねんって思った手ぶらのランニングマン、そのうち一人は、尋常じゃないほどえずいている新型のウイルスにかかってそうな老人、他は特筆すべきことがない凡庸な人間たちだった。
同期が懇切丁寧に釣りのイロハを教えてくれた。これをチュートリアルという、と認識している。
私たちが釣りを始めて、すぐ、いや刹那というほうが正しいかもしれない時間で、同期が小鯖を1匹釣り上げた。
そして私はその後、刹那、いやすぐというほうが正しいかもしれない時間で、小鯖を一匹釣り上げた。
もちろん釣れた魚は今日の晩御飯になるので、釣るたびに自分が摂取するDHAが増えていくと思うと、脳汁がドバドバ出た。
その後も、ひた向きに竿を垂らし(下ネタではない)、DHAを獲得し、脳汁、つまりエンドルフィンを出すことに成功した。ドルフィンは全くいなかった。
下図のように、2匹をいっぺんに釣ることもできた。
なにがってこともないが、人生においても1回の努力で2人を手に入れられたらなと思った。
途中で、芦屋のマダムと子連れ×4の8人のパーティが防波堤にきた。全員帽子をかぶっていた。全員日焼け止めを塗っていたとも思う。全員のマダムが自分の子を一番かわいいと思ってそうだった。
芦屋の金持ちがからかいにでもきたのかと思ったが、遠く離れたところで、同じようにDHAを獲得し、エンドルフィンをドバドバ出しているのが見てとれた。
芦屋の金持ちが必死で小鯖をかき集めているのを見て、僕は幸せとは何かを問うた。
まあそんな他人のペースに惑わされず、僕たちは釣りを続けた。
当初二人で50匹釣ると意気込んでいたが、結果的に30匹釣るという、コメントし難い結果となった。
下図は釣ったものの一部
ギャンブルは勝てば楽しいのと同じで、釣りも釣れると楽しい。「楽しい」ってこんなシンプルなことでよかったんだ、と気づくことができた。
手に大量についたウロコを近くのホームセンターのトイレで洗い流して、寮に戻った。
寮に戻ると、ふるさと納税の返礼品が届いていた。
宮崎県都農町(つのちょう)の、お楽しみ「豚肉6種&牛ハンバーグセット」合計5㎏を選んだ。
ふるさと納税は選ぶのが面倒かつ、調理場がない寮に住むものにとって、役立つ品が限られているので、人気ランキング上位からさくっと選んだ。
5kgともなると見た目のインパクトがあり、これからの僕の生活に間違いなくひまわりを添えてくれそうだった。
豚肉たちを冷凍庫にぶち込んですぐ、先輩一人を加えて、神戸三田プレミアムアウトレットに向かった。これは三菱地所のアウトレットだと思われる。
物欲というものをほぼ失ってしまった僕は、能動的にアウトレットにいくことはないが、誘ってくれたのでホイホイとついていった。まるで、えびすじゃっぷと合コンをした女のように。いやこれは、女の方も欲があるので、一緒ではなかった。
以下参考
https://www.youtube.com/watch?v=p0j8RtfdQbc
車の中では、筋トレとかの話をしていた気がするが、あんまり覚えていない。
飲み会の内容も覚えていないことが多いので(記憶を飛ばしているわけではなく)、そういうとこを直していきたい。
着いてからは約1時間各々行動した。
どの店も魅力的にはうつらなかったが、なんとか爪痕を残そうと思い、
今持っているものが破れている、運動用スパッツの新しいものを買うことにした。
野球部が三度の飯より好きなアンダーアーマーで、スパッツとピチピチの汗を吸うやつを買った。
これだけで大満足した。大満足というと大満足みかんのことを必ず思い出すが、本当に大満足なのは明治エッセルスーパーカップだ。大きくなってからは、ほんまにあの量が多く感じる。
他二人も、自分に合った商品を手に持ち、3人は合流した。その後なんやかんやして、まるで悪いことをしたかのようにそそくさとアウトレットを去った。
帰りの会話の内容もほぼ覚えていない。ただ、もちろん陰、陽でいうと陽の気分であった。
寮に戻って、先輩と熱き抱擁を交わし別れた後、同期と生活協同組合、俗にいうコープに向かって、小鯖調理用の片栗粉のみを購入した。
同期が30匹のこさばをさばいてくれた。これに関してはあまり向上心がなかったので、さばき方をほぼ見ていなかった。「じゃあ次やってみ」って言われたら相当どぎまぎしたと思う。
さばき終えた魚を、出汁、料理酒などにつけ30分ほど放置した。まあまあの浸透圧で浸透していっていた。
漬けこんだあと、私がさっきゲッチュした片栗粉をまぶしていった。
本気を出せば片栗粉の理想的なまぶし方を追い求めることもできたが、ここは敢えてそうしなかった。
片栗粉をまぶした小鯖を丁寧に1匹1匹、いや4匹4匹揚げていった。
揚がる音は非常に芸術的で、聴くものを陶酔させた。
出す音に対するエンドルフィンと小鯖が持つDHAに対するエンドルフィンで、エンドルフィンの乗法が行われた。
下図小鯖のから揚げ。
ここでもう一人、会社の中では最も「さかなクン」というあだ名を手に入れるのに近い別の先輩が乱入した。
私たちの釣果を見て、讃えてくれた。
お味のほどはというと、下味が馬鹿ほどきいていて、白木屋くらいで出せそうなシロモノだった。アンジャッシュ渡部でも取り寄せるレベルかもしれん。
30匹を3人でベロベロと平らげた。その次に、以前同期がとってきていたタコを、一時のノリでから揚げにした。タコが柔らかすぎて、思っていたタコのから揚げにはならなかったので、白木屋では出せなかった。
調理する前よりもきれいな状態にしようと意気込んで、みんなでお片付けをしたが、調理する前よりもきれいにはならなかった。
解散し、自室に戻ってからは、まるでワーカホリックのように会社のメールをチェックした。もともと休日なので、見る義務は一切ない。裁判をすれば勝訴できる。
が、見た。
まあまあのメールが来ていた。刹那的に目を通した。
それが終了してからは、Youtubeのチェックという用事がある。朝から何一つ見ていなかったので、パンパンにたまっていた。
笙Channel、土佐兄弟の青春チャンネル、かまいたち、さっchannel、たつろう等と出会った。今あげたのはまあまあ抜粋している。
笙Channelは、なんてことのない酒飲みYoutuber。まじでなんとなく見ている。
土佐兄弟の青春チャンネルは、かなり高クオリティの学生あるあるを投稿している。
有名かもしれんけど、なかなかおすすめ。
明日は出勤日かつ、ちょっと早めに会社に行かないといけないので、早めにブログに取り掛かったが、時間を忘れて書いてしまっていた。
これが本当に好きなことなのかもしれない。
継続することに関しては、受験戦争を2回乗り切ったので、多分できると自負している。
じゃ、亜鉛飲んで寝よ。
ここまで、風呂については全く言及してないけど、常識の範囲内で入ってます。