生き急ぎ日記

山、筋トレ、本、ラーメン、旅行、映画、YouTube、森羅万象について驚愕の切り口で記します。funnyかつinterestingでありたい。

ダイビング旅行~兵庫の海猿~Vol.2

7/24(金)くもり

 

6時30分起床。

 

このあと海入るけどなぜかなんとなくシャワーを浴びた。

 

千原ジュニアが言うてたけど、

スキー場いったとき、このあと降りてくるからっていうてリフトで上まで行かん奴おらんやろ

ってやつやな。

 

ダイビングの集合は8時

 

コンビニ寄っていくから出発は7時15分

 

間に合うなら何時に起きてもええ

その代わり絶対に間に合わせろ

っていう考え。

 

みんなちゃんと出発時刻までに間に合わせた。

 

ここで肝要な情報を入れると、Qくんは肺気胸持ちのためダイビングには不参加。

 

まあまあ直前で気づいたから、申し込んではいたけど、こればっかりはどうしようもない。

宿で待機することに。

 

4人で出発。

 

おれはすでに水着を履いていた。

 

Pくんが水着の下にパンツ履くかしきりに聞いてきた。

 

それ一番ない選択肢やって。

 

パンツ履くなら水着履くな

水着履くならパンツ履くな

 

飲むなら乗るな

乗るなら飲むな

 

 

セブンイレブンでお買い物♪

 

チャーハンおにぎりやパンケーキ、アルプスの天然水などを購入。

7premium.jp

 

7時45分くらいに着いたと思う。

 

「駐車場どこですか?」って聞いたときに答えてくれたインストラクターの印象の最悪で

担当のインストラクターその人じゃないことを一同切に願ってた。

 

水中で殺されるってくらい目血走ってた。

 

担当のインストラクターと対面した。

 

その人じゃなかった。

 

茶髪の並の中年やった。

第一印象はそんな悪くなかった。

 

まずは、持参した書類やおれの就活時の証明写真を提出。

 

検温はなくてVくんは安堵してた。

 

実際しんどくないみたいやから体温計の問題やと思うけどな。

 

その後、道具の説明とウェットスーツとかを着る時間。

 

イルカの調教師ぶった。

 

そしてダイビングに必要な器具を持って海辺へ。

器具はだいたい以下のとおり。

BCD(Buoyancy Control Device)っていう、浮力を調節するライフジャケット的なやつ、

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シリンダー(酸素ボンベ)

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レギュレーター(シリンダーとつなげて、これをくわえて呼吸する)

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ウエイト(腰に巻いて自らを沈ませるおもり)

フィン(足ひれ)

マスク(シュノーケル的な)

 

海辺でそれぞれのセットの仕方をインストラクターに教わった。

 

海辺に出た瞬間、

インストラクターが

「これが海なんだけど~」って言うたのがだいぶおもろかった。

 

湖とも池とも沼とも思わんて

 

器具のセットは思ってたより簡単やった。

こういう作業苦手やからだるいなと思ってたけど難しくない。

 

パラパラのチャーハン作るくらい簡単。

 

 

 

うそつきました。

 

それよりもっともっと簡単。

 

祖母にLINEの使い方教えるくらい簡単。

 

 

あらかた装備したところ。

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当然やけど、シリンダーがなかなか重い。

たしか10kg超やっけか。

 

でも、ダイビング免許取得者の6割が女らしい。

びびった。

 

ほんまにこんな重さ持てるんかって思うくらい。

か細い子はだいぶきついやろ。

 

これらを身に付けて、海の中へ。

 

干潮でだいぶ陸がむき出しになってるから歩いてちょっと深いところまで。

 

重いし、足の裏が岩で痛いし、二重苦、三重苦を味わった。

 

海は冷たかったけど

まさに黄金伝説の濱口の

「冷たーい、冷たーい、慣れた―」って感じやった。

 

そして手始めにシュノーケルで呼吸。

 

小さいときやったことあるかもしれんけど、記憶にはあんまりない。

 

めっちゃつらかった。

 

ぜんぜん空気はいってけえへん。

 

シュノーケルの空気の通り道もっと太くせえ。

 

もっと深く呼吸せなあかんみたいやな。

最初めっちゃ浅くやってた。

 

それ聞いてからましにはなったけどそれでもつらい。

 

てか

 

海がばか汚い

 

大阪湾くらいの汚さ

大和川くらいの汚さ

下水やほぼ

 

透明度低すぎ。

 

写真は次の記事くらいで。

 

そして海水まずすぎ

 

こんな塩分濃かったっけ

 

海にちゃんと入るの数年ぶりな気する。

 

そしてついにレギュレーターを使って呼吸。

 

はは~ん

って感じ。

 

やっぱ慣れてないからか、呼吸下手なんかしらんけど普通に苦しくなるな。

 

これまでに何回かダイビングしたことあるLくんとPくんに呼吸の仕方聞いたら

「ちゃんと吐かないと新しい空気入ってこないからしんどいよ」って

 

たしかにおれは吸うことに懸命になって吐くのをおろそかにしてた。

 

シュノーケルよりはしっかり酸素入ってくる。

 

マニュアルには、前も書いた通り

水中で呼吸できた瞬間は生涯忘れられない瞬間になるだろう」って書いてたけど

 

そこまでの感動はなかった。

いやたぶんこれも海が汚すぎたせいやと思う。

 

見てるだけで苦しくなるもん。

 

慣れたか慣れてないかわからんようなところでちゃんとした講習スタート。

 

最初なにやったか忘れたけど、とりあえず序盤で「マスククリア」っていうスキルを教わった。

教わったというか実践させられた。

事前の学習で内容はわかってるものやと思われてるから。

 

マスククリアは、マスクに水が入ったときに水を抜く(クリアする)技術。

 

マスクの下側に隙間をあけて、鼻から思いっきり息を出して下側から水を抜く。

 

こんな感じ

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ほんまにマスクに水は入ってないから、

練習としてマスクの上側からわざと水いれて、下側から抜くんやけど

おれは理解してなくて上側から水を入れて上側から抜こうとしてた。

 

そして、鼻からだけじゃなくて、口からも息が出てるということで盛大に失敗した。

 

一瞬でトラウマを作ってしまい、その後何回も失敗した。

 

ほかの3人は要領いいかつやったことある人もおったということで成功してたから、

完全におれの成功待ちの時間となった。

 

でも水中で一回失敗するのはほんまに心理的恐怖を植え付けるから

時間をおいてトライすることにした。

 

おれが何回もやってる間、その他3人はずっと水中で待ってた。

だいぶ申し訳ない。

 

インストラクターには、

「これレベル1だよ、できないと話にならないよ」みたいなこと言われた。

 

しんらつぅ~

 

 

その後もなんかちょこまかとしたスキルを教わった。

 

シンプルにつらくて楽しくはなかった。

 

水きらい。

 

けど、子どもには無理してでも水泳習わせたい。

 

おれも水泳8年くらいやってたんやけどなー

 

おれがもたもたしたせいでだいぶ時間おしてなんとか午前の部が終了。

 

そのせいもあって、Vくんはだいぶ冷え切って青白くなってた。

 

これもだいぶ申し訳ない。

 

インストラクターもはっきりと

「時間おしてます。昨日講習した子たちはもっとはやかった。」みたいな

いらんこと言うてきた。

 

そうかもしれんけど、

これをいらんこと言いっていうやろ。

 

シリンダーの中の酸素もだいぶ減ってたから、

交換と昼ご飯ということで拠点に戻った。

 

てかこのインストラクター終始マウントとってきた。

 

「酸素の減りはやいねえ、おれ全然減らないんだよね。」

「君たちぜんぜん泳げてないねえ、おれ全然動いてないのに泳げてるでしょ」

とか

 

おれらが大学の友人であることを言うたら、

「おれ高卒なんだよね」みたいなことも何回も言うてきた。

 

そやろな

 

これはマウントではないけど

絶対この人のこと嫌いな人おるわっておもた。

 

まあおれはしっかり教えてくれたから感謝してる。

 

登山の時は甘いパンとかじゃなくておにぎりめっちゃ食べたくなるけど、

ダイビング後は甘いもんめっちゃ食べたなった。

 

パン買っててよかったー

 

あと寒いからめちゃくちゃトイレ行きたくなる。

あると思います!

 

早速マスククリアできへんことをいじられた。

 

ユニバに引き続き雑魚キャラとなった。

 

すべてをマスククリアできへん自虐に変えた。

 

もし他の人ができへんかったらおれ絶対いじってるやろうから、

ここは甘んじて受け入れるしかない。

 

昼休憩を終え、再び大海原

 

だいぶ足取り重かったけど行かなしゃあない。

 

午後もちゃんとした講習。

 

水中でBCDを外してまたつける練習とか、ウエイトを外してまたつける練習とか。

 

およそ楽しいものではない。

 

てかインストラクターが

「おれめっちゃスキル教えるんだよね、ほかのインストラクターは教えない人が多いから困っちゃうよ。」みたいなこと言うてた。

 

マウントオバケやろ

 

午後もマスククリアの練習やった気する。

 

水面でインストラクターに手伝ってもらいながらやったらできるけど一人やとできへんかった。

 

とりあえず嫌なことからは逃げて他のスキルを身に付けた。

 

あとは中性浮力っていう、浮きも沈みもせえへん状態で水中で佇むとか。

 

途中なんかまじで海水気持ち悪くなって、水面に浮上して嘔吐した。

 

気持ち悪くもあり、気持ちよくもあった。

 

おれえずきやすいタイプやから、完全に負のループ入ってた。

海水を想像しては気持ち悪くなり、気持ち悪くなっては海水を想像し(なんかおかしいか)でつらかった。

 

 

 

ここで水中におったウミウシを。

 

インストラクターがカメラで撮ってくれた。

 

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ウミウシ

地味やなー。

 

ニモとかドリー見せろ。

 

ニモっていうと、高校の部活の友人が

クマノミじゃなくて、

まじでニモっていう名前の魚やって言い張ってたのを思い出す。

 

だいぶ声荒げてておもろかった。

 

1日目の講習終了。

 

きちー

 

精神的・肉体的にきついわ。

 

陸に戻って、着替えてダイビングの記録などをとった。

 

その辺におった別のインストラクターに、

マスククリアできへんっていうたら

「そんないい体してるのにマスククリアできないの(笑)」って言われた。

 

3150

 

 

 

潜った深さは6mくらい。

浅いやろ。

 

でも汚いし恐怖感あるしで全くもっと深いとこ行きたいとは思わんかった。

 

潜ってた時間は、午前45分、午後38分くらいやな。

水面にはもうちょい長いこと浸かってるけど。

 

そして、宿題を渡された。

実質これがfinal examらしい。

 

宿題形式かい。

 

よかったよかった。

 

腹立つ場面は多々あったけど、インストラクターにお礼を言うて解散。

 

宿では、一日留守番してたQくんがカレーを作って待ってくれてた。

 

ありがてえ。

 

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メンチカツも購入してた。

浴びるように食べた。

 

その後それぞれ思い思いの時間を過ごした。

 

寝るものもいればゲームするものもいた。

 

おれはYouTubeをさらった。

これ以上ためこむのはよくないと思ったからだ。

 

すっきりした。

 

そんな時間が終わり、みんなでもらった宿題を解いた。

 

成績優秀・大手上場企業勤めの友人と解くのは心強い。

 

むしろ賢さのあまり、問題文の不十分さが浮き彫りとなった。

 

7割5分で合格ってことやったから、まあなにしてても受かるやろってことでそんな深く追求せず終了。

 

その後、インストラクターの話とかだらだらして寝たか。

 

おつかれSamantha Thavasa