飛んで火に入る夏の虫【燕岳~常念岳 縦走】Vol.1
まじでマイカーお遍路やろかなと思い始めた
暇やし
マイカーじゃなくてマイシスターズカーやけど
何回かに分けて行くしかないな
やった方いたらコメントください
8/7(金)
出勤日
プロテインのみ補給
会社でもかなりゆっくりと時間が流れた
相対性理論を感じた
やることがなかったので動画編集に取り組んだ
いつも言うてるけど、スマホでやってるから、
筋肉オバケ先輩に「ゲームすんな」って言われた
大心外
動画編集も取り掛かるのはだいぶ面倒やけど、やりだしたら意地になってくる
ブログも書き始めたら、すぐに筆が乗ってくる
昼ご飯はずっと頼んでなかったけど
諸事情あってこの日は当日でも頼めたから
チキン南蛮を食べた
チキンとポークとビーフ、ほんまに
甲乙丙つけがたい
センター試験の漢文は満点とれるっていう風潮
なつかしい
実際とれたかは忘れた
まあまあずっと動画編集してた
この日は夜9時20分発の夜行バスに乗る予定やったし、ジムに行かなあかん日やったから
17時退勤ではちょっとジム行くのが苦しいから
時間休を2時間くらいもらおうかと思ってたけど、
編集した動画を会社のパソコンにうまく送ることに苦労してだいぶ時間を食ったため、
あえなく失敗
なんだかんだ18時過ぎまでかかってもうた
ジムに行くことをあきらめた
ここはどうしても行っときたかったのに
結構切迫した
帰って、まずマンダイとココカラファインに
3日分の食料を調達しにいく
日帰り登山のときは、おにぎりとかでええけど
3日分となるとさすがにおにぎりとかはもたんやろうから(食べれはするやろうけど)
その他の食料を選ばなければならない
一緒に行く友人が、魚肉ソーセージ(ギョニソ)やカロリーメイトを持つというので
おれもそれにならった
あと大大大好き♡なピーナッツ入りのチョコとフィンガーチョコ
その他プロテインバー、イナズマイレブンのウイダーインゼリーもどき
それと明日用のおにぎり4つ
さらにはお茶4リットル
時間もなかったので一心不乱に陳列棚からかごに運んだ
そしてこの日の夕食、割引のとり天丼も買い込んだ
帰宅して急いでとり天丼をかきこんだ
着替えや食料、アメニティグッズをオスプレーケストレル38Lに詰め込んだ
まあこれはやりなれた作業
海外旅行の準備も15分あれば余裕
いうても日帰り登山が多いから、このオスプレーを使用するのは限られてる
普段はグレゴリーのデイパックっていうばかド定番使用してる
CONVERSEのALL STARくらい定番
登山と日常、絶対に両方で使いたいっていう思いからこれに落ち着いてもうた
そしてほぼすぐに山に登れるような格好をし、
履物はこの前のダイビング旅行で買った300円のクロックスもどきを選択
登山靴は手持ち
利便性のためには、人目を気にしている暇はない
この格好で梅田駅に向かった
ちゃんとマスクはしてた
電車ではさすがに読書はしてない
明日からの天気でも調べてたやろうか
余裕を持って梅田につき、バスターミナルで来たるときを待った
バスターミナルでは、同じくでかいザックを持った人間が
同じように来たるときを待っていた
バスがオンタイムできたので
飲み物とスマホ以外を預け、乗り込んだ
バスはガラガラ
乗ったバスはさわやか信州号
隣の席もあいてたので悠々自適に過ごした
満タンにしそびれてたモバイルバッテリー2台をガンッガン充電した
友人のブログを拝読した
この事故を思い浮かべながら就寝した
いつ死んでもおかしくないと思って生きてる
隣は人おらんかったけど、寝つきに苦労した
あの手この手を使ってを体勢を変えた
もがき苦しんだ
途中、何度かサービスエリアに寄ってたけど
おれは今回も動かず
高橋由伸監督くらい動いてない
みんなはサービスエリアのたびにわっさわっさと動いてた
じっとせえ
そして5時10分穂高駅発のバスに乗らなあかん
無事着くかまあまあ不安やったけど、さわやか信州号はしっかりとやってくれた
ここで東京方面からきた
大学のサークルのなまか3人(同期2人、後輩1人)と合流
約1年ぶりに会った
淡泊な挨拶をした
今回は自分含めて4人の山行
同期のふたりをMくん、Bくん、後輩をEくんとおく
Bくんは近くのコンビニのトイレに行っててなかなか現れへんかった
トイレの清掃が入ってたみたいで、なかなか用を足されへんかったらしい
ダッシュでむかってきたのがおもろかった
穂高駅から、燕岳登山口である中房温泉までバスで向かう
片道1800円とまあまあ取られた
隣にはちっこい少年が座ってきた
並の少年やった
カロリーを補給するためにおにぎりを胃にいれておいた
ここで一応位置関係の確認
穂高駅が日本のどこらへんかはご自身でお願いします
6時半頃中房温泉に着いた
燕岳(つばくろだけ)です
色とりどりがち
目立つ色の方がええんやと思う
ちなみに自分はまったく目立つ色ではない
ヒキガエルくらいまわりと同化してる
準備を済ませて登っていく
定番の鬼おもんない道
大曇天
というのもタイトルに書いたように
この3日間はあんまり天気予報的に芳しくなくて
それでもまあ登れなくはない天気やったから
友人たちの意向もあって登ることにした
自分ひとりやったら絶対登ってへん天気
花(ORANGE RANGEで、花)
2時間くらいさっきのような道をのぼってた
そんなに登ってたっけなって今になって思う
まあスマホはうそをつかへん
このときにおれはなんでもない道で左足首を大捻挫した
高校のとき、部活で左足捻挫してから
ずっとほんの若干痛いし
登山中もよく左足をぐねる
いつもはすぐなおるけど
今回はそれがだいぶでかい
2時間のぼると、合戦小屋っていう休憩所が現れる
スイカとかうどんとかが売ってた
スイカは名物ぽい
食べずにスルー
持参した食物を食べた
この山、やたら若い人が多かった
ふつうは大半が老人やのに、ここは大半が若者やった
なんなんやろ
しかも入れ墨した人も登っててだいぶ焦った
本日の宿泊地である燕山荘に向けて歩く
高山植物のパレード
言うてる間についた
10時過ぎ
登り始めて3時間半くらいか
燕山荘(「つばくろさんそう」ではなく「えんざんそう」)
山は訓読み、山小屋は音読みしがち
記念品を贈呈された
LINEのアイコンにしたろか
有名な山小屋ってこともあってだいぶきれい
夕食付で10300円
まあこんなもんやな
そら高いけど
1万前後なら払う
部屋は写真撮り忘れた
だいぶ説明しづらい
4畳くらいで、4人並んで寝るスペースがあるだけある感じ
とりあえず一休みした
このメンバーとは大学時代、苦楽をともにしてきた
風雨にさらされながら自転車をこいだり
冷えた米に冷えたレトルトカレーをかけてコンビニの横で食べたり
無人駅で寝たり
一般人に白い目で目で見られながらともに生きてきた
やから物理的つらさに対する耐性があるところがだいぶ好き
根性って大事やと年とるにつれて思うようになってきた
会社の同期マンも、根性のない女は嫌いやってよく言うてる
1時間くらいごろついて、食堂に向かった
汗冷えしたからがくがくブルブル震えながら、まず持参したものを食べた
Bくんは、食パンとサラダチキンとマスタードソースを持ってきてて
自分でサンドして食べてた
なんかそういうところが好きやわ
泥臭くきれいじゃないもん食べるところ
おれはせえへんけど
ほんで山小屋にしてはだいぶ良心的な価格でカレーとかうどんとかが食べれたから
30分くらいみんなで悩んだ挙句
おれは1000円を投入してチキンインドカレーを購入してしまった
TPOのPOのおかげでだいぶうまく感じた
なんかご飯を頼めば温かいお茶を飲めるんやけど
Bくんはご飯は高いから頼みたくないけど、温かいお茶は飲みたいから
必死で一番安いメニュー探してた
諦めてたけど
食堂を出て再び部屋に戻った
この日は燕岳山頂に行く予定やったけど、このときは天気が微妙やったし
まだまだ時間あるから、天気を見ながらひたすら休むことにした
寝袋に入って3時間くらいみんなで昼寝した
起きたら15時半頃
天気は依然として全然回復してなかったけど
燕山荘から燕岳山頂までは片道30分もかからんから
軽装備でいくことにした
アップダウンもほぼない
テントも景観のうちのひとつ
雨は降ってない
ましに見えるのもあるか
ド根性
猛々しい
すぐついた
ちょっと天気が回復するのを待ち粘ってたけど
ほとんど無理やった
これが限界か
頂上で他の客に記念撮影を依頼し退散
イルカ岩
燕山荘に戻ったら17時前
17時からごはん
山小屋にしてはだいぶ豪華と思われる
もちろんごはんと味噌汁おかわりし放題
女3人、小さい少年1人のグループと相席したけど
おひつがそのグループ側においてたから
何回も席を立ってそっち側に行っておかわりしてたら
「そっち持っていっていいですよ、女子は少食なんで」
って言われてもうた
山小屋でも自分のプレーをした
ご飯中は山小屋の方からありがたい講義があった
・喉が渇く前に飲め、渇いてからじゃおそい
・迷ったら稜線へ出ろ
・冬山では絶対汗かくな
みたいなことを言うてはった
晴れたらこんな景色が見える
みたいなんも見せられた
ライチョウの赤ちゃんの写真も見せられた
場内に「かわいい」という声が響き渡った
部屋に戻り、
後輩のEくんが
「与える人になりたいんすよ」
っていうて謎にビールを全員分買ってくれてたからそれを飲んだ
Eくんもだいぶおもろい
言葉のセンスがすばらしい
ルー大柴くらい横文字多用してる
いろいろな面白いの形があることを実感
適当に過ごして寝る準備をした
この山小屋は歯磨き粉使用禁止やった
トイレはなんとほぼ水洗やった
まじでだいぶきれいな山小屋やと思う
泊まってる人もすげえ多かった
100人以上はおったんちゃうか
充電は1時間100円かかるし、スマホ無駄にいじるのもあれやから
20時過ぎにみんな寝たと思う
シエスタしても寝れるもんは寝れる
寝袋が最高
特におれのやつ、6年前くらいにこうたやつやけど
マックス(ミニマム)マイナス21℃まで耐えれるやつやから
あったかいことあったかいこと
明日晴れるかなってみんなで言いながら寝た
か
が
好き